2026.04.01
知多半島から日本を変える
後藤康之 氏
株式会社エネチタ 代表取締役
愛知県知多半島を拠点にエネルギー事業や住宅関連事業などを展開する株式会社エネチタ。
今回お話を伺ったのは、同社の代表取締役であり、事業を継承した三代目経営者である後藤康之氏です。
後藤氏が®青経塾へ入塾された当時、会社の売上は約17億円、従業員数は30名ほどでした。
しかしその背景には、後藤氏が大学卒業後すぐにお父様を亡くし、十分な経験もないまま家業を引き継ぐことになったという大きな出来事がありました。
「何とかしなければならない。経営者として本当に成長しなければいけない」
その想いから、青年会議所(JC)や同友会など様々な経営者団体で学ばれていました。その中で出会ったのが®青経塾でした。
「ここには本物の経営があるかもしれない」
そう信じた後藤氏は、子供の誕生、身内の不幸、会社の問題など、様々なことが起きてくる中、入塾後の3年間を無遅刻・無欠席でやり切りました。それはとにかく学びたい、吸収したいという一心だったと言います。
®青経塾での学びは、決して優しいものばかりではありませんでした。時には理不尽とも思えるような場面もありました。しかしそれこそが後藤氏にとっての大きな学びでした。
「言われたことを素直に聞き、すぐ行動する。まずやってみる」
その姿勢の中で、後藤氏が大きく学んだことは二つあります。
一つ目は明確なビジョンを掲げること。
後藤氏は今後のビジョンとして「知多半島から日本を変える」という大きな目標を掲げました。
これまでビジョンは2度ほど変えてきたそうですが、その都度会社の進む方向が明確になり、結果としてその理想に近づいてきていると語ります。
二つ目は強力な内部統制の仕組みづくりです。
®青経塾の組織運営から学んだのは、遠山塾主を中心とした強い組織構造でした。組織の中心に理念やリーダーが存在し、全員が同じ方向を向くことで組織は爆発的に成長する。この学びを会社経営にも取り入れていきました。
後藤氏が会社を変えるために最初に取り組んだことは、妥協のない教育プログラムでした。®青経塾のカリキュラムのように、新入社員から幹部に至るまで教育カリキュラムを組んでいます。強靱な会社にするため、社員が最高の生産性を上げられるように会社が責任を持って教育していくという考えがあるからです。
その第一歩として取り組んだのが、整理整頓でした。
「整理整頓ができない会社が、経営なんてできるわけがない」
ゴミに気付く人は、ゴミを拾う。あるべき所に整理整頓する。その小さな行動の積み重ねが会社の文化となり、社員の考え方、そして経営の質も変わっていく。「経営も同じことなんです」と語ります。
もう一つ、マイナスの考え方を全て排除していきました。それには、後藤氏の哲学がありました。
『能力(0~100)×やる気(0~100)×考え方(-100~100)』という計算式。
どんなに凄い能力ややる気があっても考え方がマイナスだと、最悪の結果になる。しかし、能力ややる気は少ししかなくても、考え方がプラスであれば前に進む、という考え方です。社長、社員の考え方を統一していくことこそが、強力な内部統制の秘訣であり、社員一人一人が最高のパフォーマンスを発揮できると後藤氏は話してくれました。
この「明確なビジョンと強力な内部統制」を手に入れた株式会社エネチタは大きく成長を続けています。後藤氏が掲げる2026年度の目標は、売上235億円、経常利益13億円。 5年後は売上500億円、経常利益30億円を目標にしています。
その言葉には迷いがなく、強い自信が感じられました。
後藤氏の座右の銘は、「結果を出す」こと。
経営者として結果を出すことこそが、会社・社員・社会への責任であると語ります。
最後に、®青経塾への入塾を検討している方へメッセージをいただきました。
「経営の本質は、若いうちに知った方がいい。そして本当に自分がやりたいことを見つけること」
しかしそれは一人では見つけることができないと後藤氏は言います。
「仲間がいないと、本当にやりたいことは見つからない。だからこそ®青経塾にはその環境があります」
そして最後にこう語ってくださいました。
「甘い考えで入塾しても退塾してしまうと思います。でも、本気で困っている人、自分を変えたいと思っている経営者には是非入塾して欲しい。その答えが必ず®青経塾にはあるから。」 と。
知多半島から日本を変えるという壮大なビジョンを掲げ、結果を出し続ける経営者、後藤康之氏。®青経塾での学びと仲間との出会いが、その歩みを支え続けているのだと感じさせていただきました。